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居宅介護支援宮沢の太陽 令和5年度 東京都介護支援専門員専門員研修課程Ⅱ

この研修は、介護支援専門員のスキルアップを目的とした32時間の教育プログラムとして開催されました。内容としては、最新の介護保険制度や地域包括ケアシステムについての講義、実際の事例をもとにしたグループワークが含まれています。改正された介護保険制度への理解を深めたり、家族支援、地域の資源をどう活用するか、医療機関との連携といった、実践に直結する知識を身につけることができました。この教育プログラムは、質の高い介護サービスを提供するために必要な具体的な方法や理論を学ぶ、大変貴重な機会となり、これらを日々の仕事に活かす力が養われたと思います。

 

【感想】
今回の研修では、介護保険制度の情報を再確認するとともに、介護支援専門員としての役割について、専門性を深め、地域へのより大きな貢献を目指す内容について学びました。また、具体的な事例を分析し、普遍的な対応策を探る研究的なアプローチは、新鮮で興味深いものでした。

特に、グループワークでは、多様な背景を持つ参加者がそれぞれの視点から課題について発言し、異なる思考過程を共有することで、課題への多角的なアプローチ方法を再認識することができ、大変有意義でした。また、「くらしの保健室」についての議論は、参加者間で特に興味を持たれる話題となり、地域での実践事例として参考になりました。

しかし、研修がリモートで行われたため、パソコンの操作に苦労したり、周囲に迷惑をかけてしまったりという点で、申し訳ないと感じる場面もありました。この経験を踏まえ、今後はリモート研修の受講に際しては、いろいろと留意したいと思います。

介護支援専門員 TK

 

【感想】
研修を受けて、介護保険制度が抱える厳しい現状を深く理解できるようになりました。日本が高齢化を進める中で、出生率の低さや人手不足、現場の厳しい労働環境など、さまざまな問題があり、これらを支えるための財政面での改革の必要性も感じ取れました。10年後の介護保険制度がどうなっているか、考えるための多くのヒントを得ることができました。

また、グループワークでの7つの事例についての議論では、良かった点や改善すべき点、問題点などを話し合いました。異なる視点からの意見交換はとても有意義で、自分の地域で不足している社会資源や、それに対するニーズについて、具体的で興味深い意見を聞けたことは、これからの仕事に大いに役立つ学びとなりました。

研修のプログラムは、45分間の講義動画を7本視聴し、感想文を書くというものや、4日間にわたり朝から晩まで続くリモート講義という、かなりハードなスケジュールでした。しかし、これらを仕事と並行してこなすことができたのは、自分にとって大きな成長の機会となりました。この研修で学んだことを、実際の仕事に活かしていけるように、これからも努力を続けていきます。

介護支援専門員 KM