訪問看護宮沢の太陽 第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会
令和5年7月に開催された第29回心臓リハビリテーション学会学術集会in横浜にWEB参加しました。この学会は、心臓リハビリテーション指導士としての資格をさらに深めるため、そして心疾患の病態やケア方法の最新情報を収集するための重要な機会でした。
学会では、心不全の病態型や心不全患者の在宅ケアのポイント、そしてリハビリ職としての役割について詳しく学びました。特に、再入院の予防やフレイル、サルコペニアの評価、栄養の介入などのテーマは、現場でのケアに直結する内容であり、非常に有意義でした。
去年同様、高齢化に伴い「心不全」に関する発表が多い傾向でした。心不全を抱えながら在宅生活を送る方が年々増加している現状を鑑みると、外来治療のみでは対応しきれないという認識が強まってきています。このような背景から、医療機関側も在宅支援の方法や方針について、考えざるを得ない状況にあるという印象を受けました。
在宅支援側としては、医療機関との連携を強化し、利用者様が自身の体調を適切に管理できるようなサポートを提供することが求められます。また、利用者様が必要な時に適切な医療機関を受診できるような情報提供やサポートも重要です。私たちは、最新の情報を常に取り入れ、患者様のQOL向上を目指して日々のケアに取り組んでいきたいと思います。今後も、医療機関との連携を深め、地域に根ざした最適な支援を提供してまいります。
訪問看護 宮沢の太陽 理学療法士 SR